「キリストのそばに No.2」 舛田基一牧師
マルコ3:13〜19
1:12弟子の名前リストにはどんな意味があるのでしょうか。
注目するべき言葉は「名付ける」〈14節、16節、17節〉です。
→直訳では「名をおく」
新約聖書の中でもここにしか用いられていない非常にめずらしい用語です。
キリストの弟子に対する特別な思いが込められています。名前を与えることに
よって新しい人生と新しい力を約束されているのです。
2:19節にはユダについて「裏切った」とあります。
この言葉の意味は「引き渡す」です。何かを手に入れる為に今もっているものを
捨てる時に使う言葉です。ユダは主から与えられるべき立場であったのに、
逆に主を他人に与えた(捨てた)のです。主イエス様はご自分をユダの手に
渡されたのです。ユダの手で自由にされる程に小さくなってくださったのです。
キリストは小さくなって、本当に私たちのそばに来てくださったのです。
二つの言葉は「与える」という意味で共通です。
あなたは主から与えられることを選びますか?
主を与える(捨てる)ことを選びますか?