「心からあふれ出るもの」舛田基一牧師
聖書 ルカ6章43-49
「善い人は良いものを入れた心の倉から善いも
のを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪
いものを出す。人の口は、心からあふれ出るこ
とを語るのである。」 (6章45節)
1 どんなに良い実を願っても、悪い木のままでは
絶対に良い実を結べません。主イエス様の救いをい
ただく時に、悪い木は良い木に代えられます。
イエスさまの目には、この世には一本たりとも良い
木はなかったのですが、罪を抱えたままの私たちを
イエス様は受け入れて導いてくださいました。
悪い木<罪人>なのに良い実を実らせたいと願う矛盾
に悩み、すぐに行き詰る私たちを主は見捨てません。
悪い実を望んでおられないからです。私たちを通し
て良い実を結ばせようとお考えだからです。
2「救われる」時、人は心の倉から良いものを出す
ことができるようになります。旧約聖書の「救い」
(イーシャー)には自分の中に”新しい部屋を探す”
という意味があります。つまり自分以外の何者かに
なるというのではなく、自分の中に自分では気づか
なかった部屋があって、それを神は教えてくださる
というのです。祝福された新しい部屋の扉を主イエ
スはノックしてくださるお方です。心の倉〔新しい
部屋〕に主イエスさまをお迎えしましょう。