喜びの変奏曲



チャリティコンサートのために韓国から来日された「4本指のピアニスト」、イ・ヒアさんの演奏を聴きました。

 

その音の力強さもさることながら、何よりも圧倒されたのはイ・ヒアさんの明るさです。

作り笑顔ではないスマイル、聞いている人を和ませるトーク・・・

“皆さんと一緒にいられてうれしい!”という気持ちが全身から伝わってきて、この人のそばで不機嫌でいることはできないのでは?!と思うほどでした。

 

「聴く皆さんにとって喜びの変奏曲になりますように」と語ってピアノを弾いてくれたイ・ヒアさん。

その願いが叶ったことは、コンサート後の雰囲気が物語っていました。

受付ボランティアをしていた私に、お客様のお一人が「温かい雰囲気で本当に良かった、来て良かった」と声をかけてくださいました。お母さんに連れられてきていた男の子は、にっこり笑って握手をしてくれました。他にも笑顔で会場を後にされたお客様をたくさんお見かけしました。

(なかなか会場を離れない私たちに、警備員の方はやきもきされていましたが・・・)

 

日常生活の中では簡単にかき消されてしまうかもしれませんが、かすかな音であっても、喜びの変奏曲が長く奏でられますように。