「手を置いて祈る」 舛田基一牧師
聖書 ルカ4:38-41
「日が暮れると、いろいろな病気で苦しむ
者を抱えている人が皆、病人たちをイエス
のもとに連れて来た。イエスはその一人一人
に手を置いていやされた。」
?安息日が終わりました。朝早くから主イエスは
会堂で奉仕されましたから、きっと夕方には疲れを覚えておられたでしょう。
しかし、主は働きを休まれません。会堂を出られてから近所のシモンの家で妻の母親(しゅうと)を癒されます。
休む暇もなく、続いて多くの病人の癒しに全力を
注がれました。イエス様以上に忙しい方はいらっしゃらないのです。
4章40節「日が暮れると」は安息日が終わったことを意味します。ユダヤの暦では、一日は夕方から始まります。
参照⇒創世記1章5節「夕べがあり、朝があった」
安息日に遠慮していた人々は、安息日が終わってからぞくぞくとイエス様に助けを求め集まりました。
本当に助けと癒しを求める人にイエス様は惜しみなくご自身を与える方です。温かな心で接し、触れ、助けの手をさしのべてくださる方です。