「敵を愛しなさい」  舛田基一牧師

聖書 ルカ 627-36

 

   しかし、わたしの言葉を聞いている

あなたがたに言っておく。敵を愛し、

あなたがたを憎む者に親切にしなさい。

 

敵を愛すること 敵に親切にすること

好き嫌いの感情に従っている限り、敵を愛す

ることはできない。自然に生まれてくる感情

レベルの話ではないということだ。腹がたっ

たから?した。

むかついたから?してやった。当然の権利の

ようになってないか?

 

相手に対する良くない感情を自分の行動基準

にしている限り、キリストの言葉は単なる理想

で終わってしまうだろう。

 

キリストは無理難題を言われるお方ではない。

信じ難いが・・お言葉ですから網を降ろします

〔ルカ5章〕という態度さえあればよいのだ。

 

できるできないの問題ではない。神の命令とし

て受けとめることだ。

決心することだ。

 

私たちの側で勝手に無理だ、あり得ないと決め

つけてはならない。

自分の小さな感情世界を超える生き方がないと思ってはならない。

キリストに出会う時、私たちは古い自分の生き方が

揺さぶられ新しい生き方へと導かれる。

新しい生き方(キリストに従う)は本当に楽で自由だ。

怒りや憎しみに生きないことは本当に感謝なことだ。
怒っても罪を犯さない〔エペソ426〕人は本当に神の国の民なのだ。