「百人隊長の信仰」 舛田基一牧師

IMG_2020.png

写真は、CSサマータイムの朝。

「百人隊長の信仰」 舛田基一牧師

聖書 ルカ 7章1-10

主よ、御足労には及びません。わたしは

あなたを自分の屋根の下にお迎えできる

ような者ではありません。

この百人隊長は異邦人なのに、ユダヤの長老

たちから信頼されていた。75「ユダヤ人たちを

愛して会堂を建ててくれた」ことによるのだ。

 ユダヤ人が異邦人の癒しのとりなしを主イ

エスに頼むことは普通考えられない。

主イエスの助けを受けるに”ふさわしい”人物として

高く評価されていたのだ。 

しかし、この百人隊長は、自分がイエスの助けを

受けるにふさわしくないと考えた。

だから、主イエスの前に姿をあらわさない。

家まで来てもらうことも。お会いできなくても、

主の助けを受ける道があることを知っていたのか?

 それは言葉をいただくというものだった。

兵士が上官の命令<ことば>に従って動く原理だ。

百人隊長は自分の言葉に部下を動かす権威があ

ることを知っている。

国のトップ王の権威を託されていることを。

王が直接兵士に会わなくても、

言葉によって自由自在に兵に命じることができる。

主イエスは父なる神の権威を預かっておられる

唯一の方であると、この百人隊長は信じていたのだ。

謙遜さと霊的洞察力。

私たち信仰者の目標とする頂がここにある。