写真は、CSサマータイムの朝。
「百人隊長の信仰」 舛田基一牧師
聖書 ルカ 7章1-10節
主よ、御足労には及びません。わたしは
あなたを自分の屋根の下にお迎えできる
ような者ではありません。
この百人隊長は異邦人なのに、ユダヤの長老
たちから信頼されていた。7:5「ユダヤ人たちを
愛して会堂を建ててくれた」ことによるのだ。
ユダヤ人が異邦人の癒しのとりなしを主イ
エスに頼むことは普通考えられない。
主イエスの助けを受けるに”ふさわしい”人物として
高く評価されていたのだ。
しかし、この百人隊長は、自分がイエスの助けを
受けるにふさわしくないと考えた。
だから、主イエスの前に姿をあらわさない。
家まで来てもらうことも。お会いできなくても、
主の助けを受ける道があることを知っていたのか?
それは言葉をいただくというものだった。
兵士が上官の命令<ことば>に従って動く原理だ。
百人隊長は自分の言葉に部下を動かす権威があ
ることを知っている。
国のトップ王の権威を託されていることを。
王が直接兵士に会わなくても、
言葉によって自由自在に兵に命じることができる。
主イエスは父なる神の権威を預かっておられる
唯一の方であると、この百人隊長は信じていたのだ。
謙遜さと霊的洞察力。
私たち信仰者の目標とする頂がここにある。