『最も大切なこと』

【先週のメッセージ要旨】

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 「最も大切なこと」  舛田基一牧師

              一コリント15:12〜19

「キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中にあることになります。・・この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨めな者です。」

 

1:旧約聖書の約束とイエス様の約束は、復活の事実によって成就しました。

十字架と復活はひとつです。罪の赦し(十字架)と新しい命(復活)の

約束は復活によってキリストの救いが完全であることが証明されたのです。

 

2:コリント教会のある人たちは死者復活はないと主張していました。

おそらくギリシャ哲学の影響から、魂(霊)はきよいが肉体(体)は

汚れているという考えが背景にあったのでしょう。肉体は滅ぶが魂は

永遠だという考えです。しかし、復活の出来事そのものがそのような考えを

否定しています。キリストの復活は魂だけの復活ではなく体も心も

伴った復活でした。人間存在全体が神の力によって完全に復活するのです。

キリストの復活を正しく伝えることが初代教会の「最も大切なこと」でした。