2010.12.19 クリスマス燭火礼拝
「主の栄光が周りを照らす」舛田基一牧師
聖書 ルカ2:8-20
「その地方で羊飼いたちが野宿をしながら夜通
し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使
が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼
らは非常に恐れた。」
1. 天使のお告げを聞いて、はじめ羊飼いたちは
恐れました。しかし、恐れて逃げたのではなく、
本気でお告げを受けとめます。すばらしいのは
「さあ、ベツレヘムへ行こう」という応答です。
主が知らせてくれたメッセージを信じ、仕事を
いったん置いて出発したのです。もし彼らが恐
れ、疑い、心閉ざすならばクリスマスの目撃者に
なれませんでした。
本気で聞き、具体的に立ち上がり、一つ一つ
洞窟を調べたのです。
羊を飼う仕事は、不遇な状況に置かれること
が多く、命を失うほどの重労働でした。大変な
仕事にも関わらず、自分たちこそ正しいユダヤ人
だと考える人々からは軽蔑されていました。
彼らの状況を知っておられる方が、飼い葉お
けに眠る乳飲み子が、神の福音に対して彼らが
やわらかな魂で応答することを知っておられまし
た。暗闇の世界から引き出してくださったのです。
神の呼びかけと、それに応える人との間に主イ
エス様は生まれてくださったのです。
ハレルヤ!