「東方の学者たち」 舛田基一牧師
マタイ2:1-1
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。
わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」
学者としてではなく、仕事としてではなく
いち礼拝者として東方(おそらくアラビア地方)から
星の情報に基づいて学者たちが旅する話です。
その目的は学者としての研究心からではなく、た
だ「拝む」ためでした。「拝む」という行為は、観
察的な立場ではありえないものです。自らを投げ出
し、ひれ伏し、明け渡すことが礼拝です。
実際に学者たちは乳飲み子イエスの前に来て、観
察したり調べたりするようなことはしていません。
学者や専門家としてではなく、一人の罪人として
救い主を拝んでいます。
クリスマスは、礼拝者となる時です。
すべての肩書きや重荷、気になることを横に置いて
神の子イエス様を礼拝しましょう。