幼児祝福式礼拝
「12歳のイエス」 舛田基一牧師
聖書 ルカ 2章41-52節
「どうしてわたしを捜したのですか。
わたしが自分の父の家にいるのは
当たり前だということを、知らなかった
のですか。」
1 主イエスの少年時代についてはルカ2章にの
み記されています。12歳のイエスは心身が強くな
り、知恵が満ちています。
神の恵みがその上にあり、神と人から愛された
とあります。私たちと同じ「成長」を経験してく
ださったのです。決して大人のような子供ではな
く、他の少年と同じであったのです。人と全部同
じになってくださるのです。人の性質を持ってお
られたからこそ主イエスの言葉は私たち人間の心
と魂に届くのです。
2 両親ヨセフとマリアは息子イエスと神との特
別な関係を十分理解していませんでした。行方不
明になったイエスを”自分の子供”として心配し
ています。親として当たり前のことですが、逆に
本当の親とは誰なのか?本当に子を養い育てる
のは誰なのか?が問われるのです。真の自立・成
長とは両親から離れ、父なる神との関係に目覚め
ていくことなのです。子どもたちの中心に「神様
と私」の世界がうまれてくることを信じて祈りま
しょう。